女性と男性の心身の違いは性ホルモンによるもの。
女性はエストロゲンとプロゲステロン、この2つの女性ホルモンのバランスや量により、心や体が大きく変化します。

女性は一般的に思春期～更年期の間、月経が起こります。
また妊娠や出産といった大イベントや、閉経前後5年にわたる更年期の間に不調を経験する人もいます。

今回はそんな女性の体を、西洋医学的な「女性ホルモンの影響」ということだけでなく、まだ女性ホルモンという概念のない時代に発展した東洋医学の視点から学びます。

例えば生理のリズム。
生理不順といっても、早い周期なのか遅い周期なのか。
基礎体温も温度の高い低い、2層に分かれているかどうかだけでなく、そこには東洋医学的な自分の体質が現れることも。

婦人病もある日突然現れるのでなく、実は体が色々とサインを出してきた結果です。西洋医学では予防に対するアドバイスはあまり受けられませんが、東洋医学は「未病」の医学。
婦人病の予防や再発防止、治療のサポートなどに東洋医学の知恵は活躍しますよ！

また妊娠、出産は女性ホルモンが大きく変わる時期です。
その時の体の傾向を知ることで、妊娠前、妊娠中、産後に気を付けるべきことが分かります。

今回は2回分けて、女性の体をしっかりと学んでいきましょう。